Sクリートガード

『Sクリートガード』とは?

コンクリートやタイル目地を強固に守る超撥水材

screte_guard『Sクリートガード』は、ナノ粒子のシラン・シロキサンを主成分とする、高機能な超撥水材です。塗布後に素早く浸透して、コンクリートやモルタルの表層に超撥水層を形成します。同時に、内部にも深く浸透することで空隙を充填。緻密な吸水防止層を形成します。タイル目地用の防水材としても最適です。

『Sクリートガード』の特長と機能

  • 超撥水力でコンクリートやモルタル内部への水や塵・埃の侵入を防ぎます。
  • 更に、コンクリート中性化の原因となるにCo2や、内部鉄筋の腐食原因となる塩化物イオンもシャットアウト。塩害を寄せ付けず防錆効果を発揮します。
  • 防カビ・防汚機能により、コンクリート建物の美観を維持。白華(エフロ)の発生も防止します。
  • 氷点下20℃まで施工が可能なため過酷な温度環境にある寒冷地でも使用が可能です。

Sクリートガードの効果

Sクリートガードを塗布した試験体(コンクリート)と未塗布の試験体を光学顕微鏡(50 倍)で拡大し、目視による検証を実施すると、下記のようにはっきりと改質していることが分かります。

Sクリートガード未塗布試験体

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未塗布の試験体では表面の色が斑で緻密性が失われており、コンクリートの劣化が進行中であることがわかります。

Sクリートガード塗布試験体

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未塗布の状態のものと比較すると、表面が一様に白く見えます。この白い成分はRSiO2が全体的に形成されているためです。

『Sクリートガード』の性能曝露実験

コンクリート壁

2005年10月に、コンクリート壁を一部洗浄後、塗布箇所・未塗布箇所を定めて経年変化を観察しました。下記の写真は塗布してから7年経過後の様子です。「洗浄+未塗布」と「洗浄+Sクリートガード塗布」部分を比較すると、Sクリートガードの防汚効果をはっきりと確認できます。

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  • 施工現場名:某技術研究所
  • 施工個所:某所
  • 施工年月:2005年10月
  • 塗布材料:Sクリートガード
  • 塗布面積:一式
  • 塗布量:塗布量:㎡/120cc
  • 塗布目的:防汚、防カビ効果の観察

波消ブロック

北海道室蘭市沿岸部に設置された波消ブロックの一部に試験的にSクリートガードを塗布し、暴露試験を実施。上記写真は塗布から2年強が経過した様子です。未塗布のブロックと塗布したブロックでは塩害と凍結融解による劣化状況が著しく異なることが分かります。

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  • 施工現場:室蘭市漁港波消ブロック暴露試験
  • 発注者:国土交通省
  • 施工年月:2005年10月
  • 撮影年月日:2007年(2年後)
  • 塗布材料:Sクリートガード 遮水・防水剤
  • 塗布目的:塩害防止効果の検証

『Sクリートガード』の施行例

  • 施工現場:栃木県のマンション
  • 施工個所:タイル外壁
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gurad002Sクリートガードの強力な撥水機能が十分に発揮されています。

お問い合わせ

Sクリートガードを用いた施工に関するお問い合わせは下記よりお願いいたします。